2014年御翼4月号その4

人間は、知と愛の両方をかねそなえた、神の小型の映像

偉大な宗教はいずれも、人間は神の像に似せてつくられているものであり、実際には人間は理性的、感情的で、知と愛の両方をかねそなえた、神の小型の映像であることを信じている。次にかかげた聖句を読み、それを持ちつづける信仰を養おう。

1 「彼は、彼によって神に来る人々を、いつも救うことができる。」(へブル7・25)
2 「主ご自身、試練を受けて苦しまれたからこそ、試練の中にある者たちを助けることができるのである。」
    (へブル2・18)
3 「そのかたは、わたしにゆだねられているものを、かの日に至るまで守って下さることができる。」
    (第二テモテ1・12)
4 「わたしたちが求めまた思うところのいっさいを、はるかに越えてかなえて下さることができるかた」
    (エペソ3・20)
 
 父なる神の姿を現わした救い主イエス様は、以上の事をして下さるお方であるから、それを基盤として、私たちは以下のような性質を持つことができる。それは、神の子(神の小型映像)としての特質である。

自信に満ちた人を特徴づける四つのダイナミックな特質
 想像力―― 自信に満ちた人は、自分がなりたいと思う人になっている姿を思い描く。このような人は、現在どうであろうと、そのようなことは無視する。
 熱意―― 自信のある人は、自分の夢を達成したいという欲望が非常に強いので、自分の目標に完全に没頭する。それは無条件の、妥協を許さない熱意である。熱意にとりつかれた人の力にははかり知れないものがある。
 はっきりとロに出して言う―― 想像し、熱意を持ったその次は、自分が成功しつつあるということをはっきりとロに出して言うことである。あなたの積極的な考えを言葉に表わすのだ。こうすることによって、あなたの自信がさらに高められ、強められることになる。同時にあなたは、自分は結局は成功(成功とは、神と人とを愛する者となること)するのだということを他の人々に信じさせることにもなるのである。そうすると、不思議なことが起こってくる。他の人々があなたを信じ始めるにつれて、彼らはあなたを助けたいと思うようになり、それがまたあなたの上昇する自信に新しい推進力を加えることになるのである!
 決してあきらめない―― 決して、決してあきらめてはいけない!忍耐と頑張りこそ、自信をもったチャンピオンの無上の特質なのである。敗北と失敗は、できないという、また期待にそえないという異端の考え方である。

 この特質はまた、「私はできる」という言葉でもいいあらわされる。「私はできる」という積極的な信仰を持とう。そうしたとき、
1 偉大な機会を見つける。
2 すばらしい解決策を見出す。
3 不可能な障害を克服する。
4 神があなたのために用意された意外な贈りものを手にする。
5 日光があらわれるまで暗い雲をおしのける。
ロバート・シュラー『あなたは思いどおりの人になれる』より

 目に見えない神の存在は、その働きで知ることができる。上記の事が実現した時、私たちは神が生きて働いておられることを知る。それは多くの場合、イエス様のような人格を持つ人々(神の小型映像)を通して実現する。
カリフォルニア神学大学院日本校二〇一四年度春学期の時間割が決まった。「古神道とキリスト教」、「日本宗教史」、「ライフデザイン」など、その道の権威者が担当される。皆、神の子としての特質を持ち、この世と戦って来られた方々であり、この学校で教えることを喜んでおられる。このような方々と共に、新しい伝道者を育てる(新しい日本を造る)働きに従事するとき、私自身がイエス様と交わって生きることを体験するのだ。

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